呼吸器内科のご案内
呼吸器内科のご紹介
日常的に患う病気から肺がんまで、幅広い呼吸器専門医療を提供
呼吸器内科は長く続く咳や痰、血痰、呼吸困難、喘鳴などの症状がある方や胸部X線検査で異常を指摘された方が受診され、血液検査や喀痰検査、画像検査、肺機能検査や呼気一酸化窒素濃度測定などの検査を行います。また気管支内視鏡検査は日帰りもしくは入院で実施しており、ガイドシース併用気管支腔内超音波断層法(EBUS-GS)や超音波気管支鏡ガイド下針生検(EBUS-TBNA)を用いた診断も実施しています。気管支内視鏡検査は2020年度132件、2021年度157件実施しています。局所麻酔下胸腔鏡検査を2020年より導入し、2020年度4件2021年度11件実施しています。必要時にはCTガイド下生検も放射線科医師と協力して実施しています。
近年、肺癌や気管支喘息などは治療の進歩が目覚ましく、癌に対する分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬、喘息に対する生物学的製剤の普及などで治療も複雑化しており、より専門性が高い医療が求められております。それぞれの疾患で最適な医療をご提供できるよう研鑽に努め、患者さん一人ひとりを尊重して診療にあたります。 地域医療支援病院として、積極的に病診連携を実践していきたいと考えております。
当院呼吸器内科の役割
ニーズの高い呼吸器医療を地域に
呼吸器系の疾患は幅広い年齢層の方がかかりやすく、医療ニーズの高い診療科です。しかし、数年前まではこの地域に呼吸器内科の専門医がいなかったため、県外の病院を受診される方がたくさんいらっしゃいました。
現在当院では、呼吸器内科専門医が2名体制となり、地元の方はもちろんのこと、地域外からも受診に来られる患者さんが増えてきました。
この地域も高齢化が進み、入院が必要な肺炎や肺がんの患者さんも増えておりますので、「すぐに診てほしい」「すぐに入院したい」といったご希望に添えるよう、対応してまいります。
当院呼吸器内科の専門性
地域トップレベルの呼吸器医療
当院の2名の呼吸器内科専門医は、臨床、学術研究と、それぞれに異なる経験を重ねております。2 名の違った見方により、診療はより多角的になり、様々なアプローチで患者さんの幅広いニーズに対応しております。
肺がんの疑いのある患者さんには、必要に応じて超音波気管支内視鏡検査を行い、がんの3大治療である、外科的治療、内科的治療(化学療法)、放射線治療から、最善の治療方法を選択いたします。積極的治療が難しい場合には緩和治療も行っております。地域唯一の総合病院として、迅速に呼吸器専門医療を内科、外科が協力して提供いたします。
主な症状
主な疾患
〇肺炎
〇結核
〇非結核性抗酸菌症
〇肺真菌症
〇気管支喘息
〇慢性閉塞性肺疾患(COPD:肺気腫慢性気管支炎)
〇肺癌
〇間質性肺炎
〇感染症やアレルギー
〇腫瘍
〇自己免疫疾患
当院では呼吸器疾患全般にわたり対応しています。
外来診療予定
科別 | 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|---|---|
呼吸器内科 | 午前 | 松﨑 樋川 |
松井 | - | 平澤 | 松﨑 |
午後 | 樋川 (予約制) |
松井 (予約制) |
- | 平澤 (予約制) |
- |
医師紹介
氏名 | 役職 | 医師免許 登録年 | 主な所属学会・専門医等 |
---|---|---|---|
松﨑 晋一 | 呼吸器内科部長 | 2001年 | 日本内科学会:総合内科専門医 日本呼吸器学会:専門医、指導医 日本アレルギー学会:専門医 インフェクションコントロールドクター 医学博士 |
樋川 志織 | 非常勤 | 1992年 | |
松井 知治 | 非常勤 | 日本内科学会:認定医、専門医、指導医 日本呼吸器学会:専門医 ICD(日本感染症学会) 医学博士 |