脳出血
脳出血とは
・ 脳の中の細い動脈が破けて出血し、脳の内部に血液の塊が形成された状態を、脳出血とよびます。
・ 出血によって脳組織が破壊されたり、血液の塊によって周囲の脳組織が圧迫をうけることにより症状がでます。
・ 後遺症を残すことが多く、出血部位や出血量によっては命に関わることになります。
主な症状
主な治療法
薬物療法
脳出血では頭蓋内圧を下げる治療を行います。まず脳圧降下剤の投与と呼吸や循環を助ける内科的治療を行います。この治療を尽くしても効果が十分得られない場合に外科手術を考えます。
手術治療
〇開頭血腫除去術
〇頭蓋内圧を下げるために開頭して、手術用顕微鏡で見ながら血腫(血の固まり)を取り除きます
再発防止
脳出血の原因の多くは、高血圧、糖尿病、脂質異常症などが多くみられます。再発を防ぐため生活習慣の見直しを、総合診療専門医と連携して指導いたします。