PROGRAM
将来の進路や専門性にかかわらず、医師として必要な基本的診療能力(態度、技能、知識)を身につけ、患者さんや患者さんのご家族、地域社会からも信頼される医師の育成を目的としています。
当院は地域の中核病院として、救急医療から慢性疾患の管理、専門医療まで幅広く対応しています。そのため、研修医は急性期から慢性期まで様々な病態の患者を診療することができ、総合的な診療能力が身つきます。
各研修科のローテーションは、研修医の希望や将来の専門領域に応じて柔軟に対応します。また、少人数制のメリットを活かし、指導医によるきめ細やかな個別指導を行っております。
当院には必修科目である小児科・産婦人科・精神科の入院診療を行っていないため、協力病院にて研修を実施しています。また、その他の選択診療科においても、県内外の協力病院と連携しながら、幅広い診療経験を積むことができます。
当院は看護師やコメディカルとのコミュニケーションが非常に良好で、チーム医療の重要性を実践的に学ぶことができます。研修医が積極的にチームに関わり、リーダーシップを発揮する機会を設けています。
前半の必修科においては、実際の臨床現場において手技や基礎知識を幅広く学びます。
後半の選択科においては、自身のキャリアにつなげられるよう、研修医の希望に沿って選択科やその期間を自由に組み合わせることができます。将来目指す専門に合わせたオーダーメイドのローテーションを、一緒に考えましょう。
※各研修医の希望ローテーションや協力病院の受け入れ可能時期により、ローテーションに変更が生じる場合があります。
将来、循環器内科消化器外科を目指す研修医のローテンション例
プログラム責任者 公立館林厚生病院 泌尿器科部長 岡崎 浩
内科 | 3 | 外科・消化器外科 | 5 | 泌尿器科 | 3 |
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内科・循環器内科 | 8 | 呼吸器外科 | 1 | 耳鼻咽喉科 | 2 |
内科・呼吸器内科 | 1 | 乳腺外科 | 1 | 麻酔科 | 2 |
内科・血液腫瘍内科 | 1 | 整形外科 | 1 | 放射線診断科 | 1 |
内科・消化器内科 | 4 | 脳神経外科 | 4 | 放射線治療科 | 2 |
皮膚科 | 1 | 救急科 | 1 |
当院で研修不可能な研修科(ex.小児科、産婦人科、精神科など)や、当院では研修を行うことが難しい、より高度な症例を経験したい場合は、協力型臨床研修病院や臨床研修協力施設で研修を行います。
病院名 | 必修科目 | 選択科目 |
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群馬大学医学部附属病院 | 小児科、産婦人科 | 麻酔科、小児科、産婦人科、放射線科、消化器内科、集中治療部、皮膚科、血液内科、精神科神経科、脳神経内科、脳神経外科、呼吸器・アレルギー内科、内分泌糖尿病内科、眼科、救急部門、病理部、耳鼻咽喉科 |
前橋赤十字病院 | 救急部門 | 救急部門 |
桐生厚生総合病院 | 小児科、産婦人科 | 小児科、産婦人科 |
足利赤十字病院 | 内科、小児科、産婦人科、精神科 | 内科、外科、小児科、産婦人科、眼科、心臓血管外科、整形外科、精神科、形成外科、放射線診断科 |
佐野厚生総合病院 | 小児科、産婦人科、精神科 | 小児科、産婦人科、整形外科、精神科 |
獨協医科大学埼玉医療センター | 小児科、産婦人科 | 小児科、産婦人科、眼科、整形外科 |
埼玉県済生会加須病院 | 小児科 | 小児科 |
伊勢崎市民病院 | 小児科、産婦人科 | 小児科、産婦人科 |
公立藤岡総合病院 | 小児科、産婦人科 | 小児科、産婦人科 |
三枚橋病院 | 精神科 | 精神科 |
群馬県立精神医療センター | 精神科 | 精神科 |
館林記念病院 | 地域医療 | 地域医療 |
新橋病院 | 地域医療 | 地域医療 |
原町赤十字病院 | 地域医療 | 地域医療 |
西吾妻福祉病院 | 地域医療 | 地域医療 |
秩父病院 | 地域医療 | 地域医療 |
中里診療所 | 地域医療 | 地域医療 |
緩和ケア診療所いっぽ | 地域医療 | 地域医療 |
あい太田クリニック | 地域医療 | 地域医療 |
川島脳神経外科医院 | 脳神経外科 | |
すみれの里 | 保健・医療行政 | |
館林保健福祉事務所 | 保健・医療行政 |
研修プログラムの詳細については、こちらをご参照下さい。