常勤医師募集
平成17年愛媛大学卒の朝井 洋晶(あさい ひろあき)です。
専門は血液内科、特に造血器腫瘍の薬物療法ですが、原発不明がん、肉腫、胚細胞腫瘍などの希少がん、頭頚部がん、乳がんのがん薬物療法といった腫瘍内科も専門としております。もちろん各種貧血や、止血凝固異常症などを含む良性疾患など血液内科全般も対応しております。
血液内科の専門領域で力を発揮したい先生にとって魅力的な病院です。造血幹細胞移植を行っていないため休日の回診は基本的に行っておらず、夜間や休日の緊急呼び出しが非常に少ない点からも、家庭の事情などにより外来診療のみや時短勤務を希望する場合でも相談可能です。
この地域の診療の質を向上させるために、まさに先生の経験と力を必要としています。
働き方改革を遂行するためにもチーム医療を重視しているため、コミュニケーションを取りながら、一緒に診療できる先生をお待ちしています。
血液内科は他の診療科と違って外科がないため、内科・外科というチーム編成(センター化)・相互支援体制が困難な診療領域ですが、リンパ節/腫瘍生検を含む診断において、耳鼻咽喉科/頭頚部外科、呼吸器内科/呼吸器外科、消化器内科/消化器外科、泌尿器科、脳外科、皮膚科、病理診断科など様々な診療科の先生方の支援を受けており、治療においても放射線治療科の先生はじめ様々な先生方とともに行っております。
また当院は循環器内科、喘息/COPD/間質性肺炎など非腫瘍性疾患の診療を担う呼吸器内科の常勤医もいるため、心疾患や呼吸器疾患を併存する患者さんの受け入れも行っております。
周辺地域において常勤の血液内科専門医が在籍する病院は、当院と群馬県立がんセンターだけであり、がんセンターは病院の特性上、一般的には血液良性疾患の診療は行われないことから、邑楽館林地区だけでなく、栃木県では足利市、佐野市、埼玉県では羽生市、茨城県では古河市などからも患者の紹介を受け入れています。
一方、自家末梢血幹細胞移植、CAR-T細胞療法、同種造血幹細胞移植の認定施設ではないため、それらの治療が望ましい患者は群馬大学医学部附属病院や済生会前橋病院、CAR-T細胞療法を施行可能な医療機関(自治医科大学、東京都の大学病院/がん専門病院など)にご紹介し連携しております。