部門紹介医療技術部

栄養室紹介

概要

栄養室では、主に個々の患者さんに合った『治療の一環』としての適切な食事の提供、栄養食事相談を行っています。医師、看護師など多職種と連携しNST回診、褥瘡回診などのチーム医療にも参加し、患者さんのベッドサイドに出向いています。

栄養室の目標

  • 安全で美味しい食事の提供
  • 創意工夫と向上心
  • 高めようホスピタリティマインド

入院患者さんの一番の楽しみといえば ”食事” です。満足して頂ける食事となるように、「安全・清潔・迅速に」をモットーに患者さん本位のサービスを行なっています。

職種人数
管理栄養士8名
調理師15名

入院中の食事について

食事時間

朝食 8:00昼食 12:00夕食 18:00

食事内容

入院中の食事は医師の指示により、患者さん個々に合った食事を提供しています。また、「病気が原因で食欲がない」「噛みにくい」「飲み込みにくい」などといった患者さんの状態によって、できるだけ個別に対応しています。
食事の形態は、普通食・軟菜食・ひとくちカット食・ミキサー食・嚥下訓練食などをご用意しております。
また、食事の提供は保温保冷配膳車を使用しています。患者さんに適した温度でおいしく召し上がっていただきながら、療養生活を過ごしていただき、1日でも早く回復できるように真心をこめて食事作りに励んでいます。

特別治療食について

特別治療食を必要とする患者さんには、患者さんの病態に適した食事を提供しています。特別治療食には、高血圧食・心臓病食・腎不全食・透析食・糖尿病食・肥満食・糖尿病性腎症食・肝臓病食・脂質異常症食・膵臓病食・胃潰瘍食・貧血食などがあります。特別治療食が提供された患者さんには、栄養食事相談を行うことができます。

心臓病食
心臓疾患の患者さんに適しています。食事内容は塩分制限食で血圧や脂質代謝の改善をはかれるようになっています。出汁や減塩醤油等を使用し、薄味でも美味しく食べていただけるよう工夫しています。

糖尿病食
糖尿病の患者さんに適しています。食後の高血糖を防いで、インスリン抵抗性の改善をめざします。さらに合併症(予防)に塩分制限食も提供しています。ご飯の量は各エネルギー別に変わります。

脂質異常症食
LDLコレステロール値・HDLコレステロール値・中性脂肪値に異常がある患者さんに適しています。コレステロールを制限した食事内容となっており、脂質代謝の改善をはかります。

痛風食・高尿酸血症食
痛風・血中尿酸濃度が高値の患者さんに適しています。血中尿酸濃度を上昇させるプリン体を多く含んでいる食品を制限した食事内容です。

選択メニュー

特に食事調整の必要がない患者さんに対しては、2種類のメニューからお好みのものを選んで頂くセレクトメニューを毎日(昼食と夕食)実施しております。

ある日のメニュー

基本色:きんぴらうどん
選択食:かつ丼

行事食

少しでも季節を感じていただけるように、各行事に合わせた行事食を年間25回程度、メッセージカードを添えて旬の食材をお出ししています。
入院中にお誕生日を迎えられた患者さんには、ささやかではありますが、誕生日カードとミニケーキをお出ししています。

食事でお困りのことについて

栄養食事相談
入院および外来の患者さんを対象に、医師の指示のもと、管理栄養士が食事に対する相談、アドバイスを行なっています。糖尿病、腎臓病などはもちろん、術後の栄養について、飲み込みやすい食事の調理方法などについても行っています。
予約制ですが、随時受け付けていますので、希望される方は担当医師または看護師にお申し出下さい

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