邑楽館林医療企業団は、当地域唯一の総合病院の公立館林厚生病院と看護師養成専門校の公立館林高等看護学院からなる組織です。日々の医療と次世代医療人の育成を通じて、当地域の方々の健康と生活を守ることを役割としています。当地域の特徴は医師数が群馬県平均の2/3、全国平均の約1/2と医療過疎であることです。また、近い将来、高齢化と人口減少がいっそう進みます。しかし、どのような社会変化が起きても、邑楽館林地域に住んでいる方々が健康的な生活と安心して医療が受けられる基盤を、市町村、群馬県、地元医師会などと連携しつつ、しっかりと整備していきたいと考えています。
公立館林厚生病院は
邑楽館林医療企業団が運営しています
館林市、板倉町、明和町、千代田町、
大泉町、邑楽町が、構成団体の組織で、
公立館林厚生病院と公立館林高等看護学院で
構成されています。
医療を通じて、
地域住民の健康と生活を守る
医療従事者の育成と、
病院機能の充実によって、
地域全体の健康管理の
中心的役割を担う組織になる
当院は、その前身から数えると80年の歴史を有する地域の中核病院です。
さて、令和7年には、「団塊の世代」が75歳以上、すなわち後期高齢者となります。邑楽館林地域も受診される方の年齢分布や疾病構造が変化し、多くの方が複数の疾病や障害を抱えています。また、高齢者のみの世帯が増加していることにより、専門的医療の提供のみでは、退院後に安心した生活を継続できない方も少なくありません。
当院は、地域の住民の皆様が安心して生活を継続できることを目標におき、専門的医療の提供のみならず、地域の医療機関、行政、介護事業者などと連携し、医療・ケアの中心、すなわち地域のハブ病院として、尽力させていただく所存です。
引き続き、当院への変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
信頼、安心
すべては、患者さんのために